公益社団法人岩手県猟友会

よもやま話

ジビエの日

二戸地方猟友会 金田一猟友会 細沼 昌宣

 昨年、「ジビエの日」を開催したときは会員と招待者のみで、予算は支部会費で運営しました。今年もやってみてはという気運があり、市役所に相談したところ観光協会、カシオペアFM、岩手日報社等の協力が得られ、平成25年2月17日ジビエの日を迎えることになったのです。

 これまで冷凍保存してあった、クマの肉(ツキノワグマ)、エゾ鹿のハンバーグ、山鳥のソバ、エゾ鹿の缶詰や各種漬物を材料として、献立を考え、いよいよ始めることになりました。

 ところが放射能被害のため県内の狩猟鳥獣の肉は一切使えないので、クマ汁には北海道の知人からヒグマの肉を分けてもらい、山鳥は青森県の友人からもらい受け、何とか材料だけは準備できたのです。

 どうしたら、おいしくヒグマの肉を食べられるのか。北海道の知人から聞き、材料を一晩みそ漬けし試験的にクマ汁を作ってみました。それが案外うまくいった。エゾ鹿肉は毎年北海道に猟に行って捕って来たものをステーキにして出して好評でした。漬物等は会員がそれぞれ持ち寄った。自慢の味だった。デザートとして、山ぶどうのゼリーはどうかという話になり、自家製のぶどう酒で酸味があり、スッキリした味に仕上がった。

 開催にあたり一番困ったことは、岩手日報社の広告で、早朝から携帯電話が鳴りっぱなしで、午前10時には先着20名に達し、結局断わり切れず26名になりました。その後も電話にて40数名断わることとなり、つくづく断わることの難かしさを痛感しました。

 また、マタギ小屋の下駄箱がなかったために、急きょ作ることに、そのため料理人が不足となり、午後2時頃から参加者が来はじめ、会員の皆さんには昼飯も食う暇がなく申し訳なかったとつくづく思っている。

 中にはどうしても断わり切れない人、となりの猟友会の人達、友人達と会員で2部として午後6時頃から始めることとなったのです。

 反省として、会費2千円の飲み放題としたため利益どころではありませんでした。今後、3回目の「ジビエの日」開催のときは、十分検討し、会員の皆さんにも喜んでもらい、楽しみながら猟を続けてまいりたいと思っています。